保護者講師というネーミングが嬉しい

 さる8月20日の読売新聞朝刊社会面に「携帯サイト事情、親が学んで講師役」という見出しで私ども青少年メディア研究協会による市民インストラクター養成の取り組みが紹介された。
以前にも読売関西版で「携帯電話インストラクター・子どもを守る市民の輪」という「くらし・家庭」欄の記事が掲載され、両記事ともに当方へのお問い合わせが多々あった。
  今回の内容は、群馬県をはじめ京都市や広島市などの、保護者と教育委員会による子どものケータイ問題に関する地域学習活動の紹介であるが、私どもの意図を正確に読み取っていただいたうえでの記事である。未だお読みになっていない方もいらっしゃると思い、当ホームページでも紹介させていただく。

 このような新聞記事は、正直ありがたい。とりわけ8月20日の記事は「保護者自身が講師になって伝える取り組みが広がっている」としてネチズン村時代からの我協会の活動を評価していただいている。とりわけこの記事では「保護者講師」という言葉で、保護者が学び、知ったことを伝え合うという我々の理念が紹介されていることに意を強くした。私どもはこれまで、市民インストラクター養成講座という言葉を使ってきたが、これからは保護者講師養成講座というほうが一般の理解も得やすいかもしれない。そう思うようになった。いずれにせよ、インターネット時代の子育て教育では、家庭・保護者の能力、資質の向上が不可欠になるという考えが、はやく広まって欲しい。