広島市長 秋葉忠利氏 マグサイサイ賞受賞おめでとうございます

 当ホームページの読者の皆様はすでにご存知とおもいますが、広島市の秋葉忠利市長がアジアのノーベル賞にあたるマグサイサイ賞を受賞されました。

 実はねちずん村村長下田は、20代より親しき友としてお付き合いいただいてきました。そのこともあり、広島市は市民インストラクター講座開設では、群馬県に次いで早かった自治体となりました。市長とはメディアについて語り合った仲でもあります。戦争とメディアは昔から切っても切れない関係にあります。第二次世界大戦では新聞、映画、ラジオの利用が戦争の大きなきっかけとなり、最近ではTVが大きく関わるようになりました。そして今やインターネットに注目が集まりつつあります。インターネットが平和社会を築くことができるメディアとなりうるのか、戦争を促すメディアになるのか、広島市長が関心を持つのは当然のことであると私は理解しています。ネットが平和的世論をつくるのか、好戦的情報を広め、戦争ゲームなどで子供たちを煽るのか。我々大人は今立ち止まって一度考える必要があるのではないでしょうか。私どもは今、戦争とメディアについてのシンポジウムを開いてはどうかと検討しています。

 ねちずん村のネット市民を目指すという考えををベースにしたインストラクター養成の発案者としても、私下田は広島市秋葉忠利市長の受賞を心からお祝いする気持ちでいっぱいです。今後は、インターネットによる平和的市民活動の形成を広島市と共に行っていける道を探りたいと思っております。
 市長はこの受賞を期に世界からのさまざまな要請にこたえてご活躍が続くことと思いますが、くれぐれも健康にご留意ください。かく申すねちずん村村長下田はこの夏、入院生活を余儀なくされています。どうか秋葉市長も猛暑の夏、体調を崩されませぬよう健康にご注意の上、いっそうご活躍をご祈念いたします。

 最後に今一度、青少年メディア研究協会職員一同、秋葉忠利市長の受賞を心よりお祝い申し上げます。